2013年10月16日

無意識下の意識


最近僕のまわりにはドラマティックなストーリーが動き始めている人がたくさんいる。
それに関わらせてもらっているおかげで涙もろくなっている自分が。

今日もそんな話がひとつあった。

この方は職場に異常なまでの不満を持っていて精神的にもまずい状況。

整体をやっている最中に今日も愚痴が始まった。
僕はこうしたら?ああしたら?とひたすら代替案を出すものの全部の答えを否定される。

今は無理、それではダメ、私だけ苦しい、辞められる状況ではない。

職業:ドクター。

大きめの病院にお勤めで理不尽なことが多すぎる。
僕が同じ状況ならとっくに辞めていると思う。
病院長に楯突いてね(笑)

僕は何ヶ月か彼女の話を聞いていたけどマインドが変わっていない。

ここは彼女の気持ちを破裂させなきゃ、と直感が。
心が壊れる寸前に感じたから。

『結局のところそんな負の状況が好きなんでしょ?』
『辛い辛い言ってる自分が心地いいだけじゃん』
『辞めなきゃ一生愚痴ってれば』
『自分が苦しんでいることで自分にメリットがあるから辞めないんでしょ?』
『アクション起こしたら?リスク取らない人はそのまま生きていくしかないよね』

本心を引き出してみた。

猪木流の挑発行為(笑)

少しずつ負のマインドに気がついたようで自分の心との会話が始まったようだった。

もしかしたら何かを感じてもらえるかと思って9月に出た僕のインタビューDVDをお貸しした。

午前中にお帰りになった彼女にはそのうち適当に返してね、と言っておいた。

しかし帰る間際にポストを見ると先ほどお貸ししたDVDが入っていた。
手紙も一緒に。

落ち着いて読むためにもう一度サロンに戻りじっくりと読む。

手紙を読んで熱くなってきた。

        


今日整体の帰り際にカフェに寄ってすぐにDVDを観たとのこと。見ながら彼女は涙が止まらなかったらしい。

現状の辛さではなく足かせとなっていた『自分の過去』と対峙した時間だったのかな。。。

結果として彼女は今日の僕の言葉でアクションを起こしてしまった。
もう過去形なのだ。

しかも今日の今日で職場の方と話す時間を作ってもらったようだ。

開業する方向で動くとのこと。

今頃すっきりしているだろうか。


なんだか無責任に背中を押してしまった気もするがそれが彼女が無意識下で思っていたことなんだと思う。

今日を境に頭痛も無くなるよ、きっと(笑)

肩こり、頭痛の原因はカラダじゃないんだもん、彼女は。

自分のパワーを持っていく方向が決まったら病気も無くなるよね。

これも僕の整体テクニックのひとつ、なのかな。

無意識下の意識をくすぐるとドラマティックなストーリーが始まる。

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